2014年03月30日
遊星からの物体X
あろ~
そんでもって、前回の続きです・・・。え~っと何処まで進んだんでしたっけ?
まあ、給料日前にエアガンなんて弄るもんじゃないですな!! 今回は痛感しました。
給料日前のボンビーカスタムは、前回完成を見たチャンバーブロックですが、ちょいと味付けを変えてみました。
HOPレバーの突起が2点式で長く突き出ていた為、カットしてABS板を接着して2点式ではなく、面で押さえる形に
修正しました。パッキン自体が2点式保持タイプが多いので、それに2点式レバーを押さえつけるとパッキン内側の2点突起が
内側方向に寄ってくるため、イマイチだったんですよ。HOPは長掛け式も試してみたいので、最近うわさの「魔HOP」への
換装を睨んだセッティングとなります。今回は、通販でえらい安かった(¥260円だった)SHSのパッキン(黒)を試してみました。

まあ、こんな形でHOPレバーを修正しました。

突き出し形状はこんな感じで、調整範囲の50%で画像の突き出し量になります。
最小で適正HOPぐらいなので、もう一寸ABSのプレートを削る必要がありますね・・・
SHSパッキンはフライファイアーの「なまこ」と全く同じ形状で、硬さは甘口くらいだと思います。
綺麗に整形されて、素材もしっとりして、中国製特有のパサツキ感が無いですね。
耐久性は今の段階では何とも言えないですが、「¥300円以下でなまこが買えたわ~」的なもんですなぁ。
実射性能は、左右のバラツキが抑えられて真っ直ぐ素直に飛びます。ただ、シリンダーが暫定仕様なので
完璧ではないですが、チャンバーブロックの修正は完了で、あとは気になったパッキンを色々試してみようと
思います。
んで・・・ストックの改造ですが・・・
先端部が牛がベロ出したような形状で、マガジン付近が中途半端!! チークピースも一体型で気に食わん!!
ということで、気に入らない箇所の形状を変えちゃいます。SV-98を完全再現しちゃうと、手持ちのAW338
とキャラ的に被るし(根気が無いだけ・・・)プラキャストの管理も大変だし(先立つ物が無いだけ・・・)というわけで
最小限の修正を試みました。

まず、一寸だけ残っていたABS板(t=2mm)で土台と積層ブロックにより、マガジンウェルを形成します。


先端部もABS板で土台を作り、マガジン部も併せて土台とストックの間にエポキシパテを詰めていきます。
エポキシパテは百均屋で売ってた「万能タイプ」を6個使いました・・・

グリップ部とフォアエンドを残して塗装します。色はタミヤスプレーの「NATOグリーン」です。
塗り分け黒い部分はどうするかと言うと・・・



半田ゴテのコテ先を逆さに付けて、グリップとフォアエンドにステッピング加工しちゃいます。
まあ、ハンドガンのグリップでやるお馴染みの手法ですな。
完成したのがコチラ・・・



んんん~~~~~、なんやろ? 一体何を目指したのやら・・・「半官半民の特殊法人」じゃなくて・・・
「半官半民のシャープシューター」てな感じですか・・・
「軍の要望に併せて、既存のシューティングライフルを改造した試作品です」とか、
「狙撃銃にあこがれて、親父から貰った猟銃を改造してみた!!」とか、そんな風なもんですな。俺ってデザイン力ねーなー。
何となく、前床の形状からイズマッシュというよりも、サコーとかステイヤー・マンリッヒャーみたいな雰囲気になってきました・・・。
正に、「アオシマじゃよ、かぁ~っかっかぁ!!」(古っ!!)
使い勝手は、L96系を軽量で構え易くした感じで、凸スナもOKです。
ダミーマガジン止めて、パームレストを付けた方が良かったかなぁ。エポキシパテに600円つぎ込むくらいなら、
ホムセンで木材買って木ストを一から作った方が良いかも。
なんか、お金の話ばかりでけつのアナが小さいよね・・・今日の俺・・・
海外で誰かMts-116mとか作ってた人がいたなぁ。SV-98よりそっちの方がツボなのでそのうち挑戦しますかぁ~。
あとは、シリンダー・ピストンを調整すれば完成です。

グリーンスナイパー(今の人にはワカランかも・・・)同士でツーショット
そんでもって、前回の続きです・・・。え~っと何処まで進んだんでしたっけ?
まあ、給料日前にエアガンなんて弄るもんじゃないですな!! 今回は痛感しました。
給料日前のボンビーカスタムは、前回完成を見たチャンバーブロックですが、ちょいと味付けを変えてみました。
HOPレバーの突起が2点式で長く突き出ていた為、カットしてABS板を接着して2点式ではなく、面で押さえる形に
修正しました。パッキン自体が2点式保持タイプが多いので、それに2点式レバーを押さえつけるとパッキン内側の2点突起が
内側方向に寄ってくるため、イマイチだったんですよ。HOPは長掛け式も試してみたいので、最近うわさの「魔HOP」への
換装を睨んだセッティングとなります。今回は、通販でえらい安かった(¥260円だった)SHSのパッキン(黒)を試してみました。
まあ、こんな形でHOPレバーを修正しました。
突き出し形状はこんな感じで、調整範囲の50%で画像の突き出し量になります。
最小で適正HOPぐらいなので、もう一寸ABSのプレートを削る必要がありますね・・・
SHSパッキンはフライファイアーの「なまこ」と全く同じ形状で、硬さは甘口くらいだと思います。
綺麗に整形されて、素材もしっとりして、中国製特有のパサツキ感が無いですね。
耐久性は今の段階では何とも言えないですが、「¥300円以下でなまこが買えたわ~」的なもんですなぁ。
実射性能は、左右のバラツキが抑えられて真っ直ぐ素直に飛びます。ただ、シリンダーが暫定仕様なので
完璧ではないですが、チャンバーブロックの修正は完了で、あとは気になったパッキンを色々試してみようと
思います。
んで・・・ストックの改造ですが・・・
先端部が牛がベロ出したような形状で、マガジン付近が中途半端!! チークピースも一体型で気に食わん!!
ということで、気に入らない箇所の形状を変えちゃいます。SV-98を完全再現しちゃうと、手持ちのAW338
とキャラ的に被るし(根気が無いだけ・・・)プラキャストの管理も大変だし(先立つ物が無いだけ・・・)というわけで
最小限の修正を試みました。
まず、一寸だけ残っていたABS板(t=2mm)で土台と積層ブロックにより、マガジンウェルを形成します。
先端部もABS板で土台を作り、マガジン部も併せて土台とストックの間にエポキシパテを詰めていきます。
エポキシパテは百均屋で売ってた「万能タイプ」を6個使いました・・・
グリップ部とフォアエンドを残して塗装します。色はタミヤスプレーの「NATOグリーン」です。
塗り分け黒い部分はどうするかと言うと・・・
半田ゴテのコテ先を逆さに付けて、グリップとフォアエンドにステッピング加工しちゃいます。
まあ、ハンドガンのグリップでやるお馴染みの手法ですな。
完成したのがコチラ・・・
んんん~~~~~、なんやろ? 一体何を目指したのやら・・・「半官半民の特殊法人」じゃなくて・・・
「半官半民のシャープシューター」てな感じですか・・・
「軍の要望に併せて、既存のシューティングライフルを改造した試作品です」とか、
「狙撃銃にあこがれて、親父から貰った猟銃を改造してみた!!」とか、そんな風なもんですな。俺ってデザイン力ねーなー。
何となく、前床の形状からイズマッシュというよりも、サコーとかステイヤー・マンリッヒャーみたいな雰囲気になってきました・・・。
正に、「アオシマじゃよ、かぁ~っかっかぁ!!」(古っ!!)
使い勝手は、L96系を軽量で構え易くした感じで、凸スナもOKです。
ダミーマガジン止めて、パームレストを付けた方が良かったかなぁ。エポキシパテに600円つぎ込むくらいなら、
ホムセンで木材買って木ストを一から作った方が良いかも。
なんか、お金の話ばかりでけつのアナが小さいよね・・・今日の俺・・・
海外で誰かMts-116mとか作ってた人がいたなぁ。SV-98よりそっちの方がツボなのでそのうち挑戦しますかぁ~。
あとは、シリンダー・ピストンを調整すれば完成です。
グリーンスナイパー(今の人にはワカランかも・・・)同士でツーショット
2014年03月08日
削る男
あろ~
というか、こんばんは、お久しぶり、明けましておめでとう・・・どんだけブログさぼってんだよ・・・。
という感じですが、一応ちゃんとサバゲしたりラジコンで遊んだりしてました。
昨年を振り返ると、ARESのエアコキにドップリ漬かってましたが、秋口にサバゲに持ち込むと・・・
「よー当たるケド、重くて使えん!!」
というお粗末な結果になり、最早重量のあるライフルを扱える体力が無くなったというか歳を感じるようになりました。
結局大きな方向転換を余儀なくされて、XM2010(MSR700)は売却処分し、同社のM40A5を仕入れたり、
再びVSRを使うようになりました。そこで、白羽の矢が当たったのが、WELLのSV98を大改修する計画を立てました。

SV98って言ってますけど、ど~見てもアメリカではショッピングセンターで売ってそうな安物のプリンキングライフル
にしか見えないっすね~。「コレで庭の守りはOK!!」みたいな・・・
取り敢えず、いきなりコッキングして撃ってみることも無く、即全バラしてプランを練ってみました。
どちらかと言うと、ARESと比べると劣悪なコピー品なんで初心者には全く薦められません。
しかし、VSRと比べると躯体・素材(マテリアル的なもの)がシッカリしていて、
機構的にも小改良が施されている点から根気よく熟成してやると、「高い耐久性を持ったVSR」が
完成しちゃうかなぁと思います。
まず、気になった点を修正して、オリギナルのVSRに匹敵する性能を確保してやります。
①チャンバーブロックの修正
VSRと全く同じ機構を持つチャンバーブロックですが、パッキンが収まるスペースがφ9.6~9.8mmしかなく
パッキンがφ10mmなので上手く収める事とが出来ず、組み立てるとパッキンの断面がHOPレバーの開口部に
膨らんでタマゴ型になっちゃいます、そこにHOPレバーで押さえつけても左右均等にHOPの突起を下げることは
できません。そこで、チャンバーブロックのパッキンスペースをφ10mmに削って広げてやります。

こんな形でφ10mmの回転砥石(L=13mm)を挿入して、左右ブロックを組み立てて砥石を電気ドリルで回して
少しずつ様子を見ながら削ります。

パッキンは、ノーマルがパサパサの整形も不十分だったため、ARESのAW338の純正品を代用しました。
しかし、コレも硬くて実射すると最小でも強いHOPが掛かってしまうので、手持ちであったPDIのWホールドパッキン
を使いました。インナーバレルはアルミテープを1巻き貼り、チャンバーブロックとのガタツキ防止をしています。

パッキンもリブ部(右についてる凸部)をブロックの形に合わせて前後を切って使います。
仮組みしてHOPレバーを下げて左右均等にHOPパッキンが下がればOKです。
簡単に言うと、パッキンがストレス無く伸び縮みできるスペースを確保するという事です。
因みにチャンバーブロックの外径はφ25.1mmでVSRのチャンバーを移植するのは不可能です。
②シリンダーがダメだった・・・
ノーマルではアルミシリンダーが付属しますが、歪があってピストンが楽に動きませんでした。
まあ、アルミシリンダーなんて、はなっから使うこ事は考えてませんでしたが、何しか、シリンダーを
調達する予算が無い・・・。そこで、過去に買って使い物にならなかったPPSのVSRシリンダーを改修することにしました。
PPSのスチールシリンダーは、価格が安い分、仕上げが劣悪で内面なんてそりゃもう・・・溝状の傷が全面にあり、
ガタガタのザクザク状態でした。引抜き管の精錬工程が雑なのか、マテリアルが悪いのか、金属加工の事については
ワカランですが、自分で研磨してみる事にしました。

電気ドリルにアルミパイプを固定し、13Aの塩ビ管を被せて固定して、塩ビ管の先端に縦に切り込みを入れました。
コレでどうするかというと・・・

シリンダーに突っ込んで

シアー開口部から塩ビ管の先端切り込みに紙やすりを挟み

電気ドリルを回せばシリンダー内部に紙やすりが巻き込まれて研磨できます。(我ながらグッドアイデア)
赤いビニールテープはシリンダーヘッド用のねじ山を 削らないように境界を明示するインジケーターみたいなものです。
#80・#240・#600と順番に紙やすりを細めに変えて、最後はシリンダーにピカール(研磨剤)を流し込んで
かみさんから着なくなったレオタード(水着みたいな運動服?)を貰って、適当な大きさに切り出して紙やすり
と同じ要領で研磨します。
深い傷は数本残ってますが、概ね内面の鏡面加工はできました!!
しかし、あまりオススメできません・・・無難にPDIとかライラクスのシリンダーを買った方が良いです。
あまり予算を掛けたくなかったんで・・・。

あと、外面も磨いて、ブルーイング材で染め直してます。スーパーブルーなんですが、黒っぽくなちゃいました。
シリンダーヘッドのネジピッチは、WELL純正はPDI・PPSと同じ規格なのでシリンダーヘッドはそのまま使えます。
内部パーツ(ピストン・スプリング等)は取寄せ中なので、外観の改造と併せて次号に続きます。
というか、こんばんは、お久しぶり、明けましておめでとう・・・どんだけブログさぼってんだよ・・・。
という感じですが、一応ちゃんとサバゲしたりラジコンで遊んだりしてました。
昨年を振り返ると、ARESのエアコキにドップリ漬かってましたが、秋口にサバゲに持ち込むと・・・
「よー当たるケド、重くて使えん!!」
というお粗末な結果になり、最早重量のあるライフルを扱える体力が無くなったというか歳を感じるようになりました。
結局大きな方向転換を余儀なくされて、XM2010(MSR700)は売却処分し、同社のM40A5を仕入れたり、
再びVSRを使うようになりました。そこで、白羽の矢が当たったのが、WELLのSV98を大改修する計画を立てました。

SV98って言ってますけど、ど~見てもアメリカではショッピングセンターで売ってそうな安物のプリンキングライフル
にしか見えないっすね~。「コレで庭の守りはOK!!」みたいな・・・
取り敢えず、いきなりコッキングして撃ってみることも無く、即全バラしてプランを練ってみました。
どちらかと言うと、ARESと比べると劣悪なコピー品なんで初心者には全く薦められません。
しかし、VSRと比べると躯体・素材(マテリアル的なもの)がシッカリしていて、
機構的にも小改良が施されている点から根気よく熟成してやると、「高い耐久性を持ったVSR」が
完成しちゃうかなぁと思います。
まず、気になった点を修正して、オリギナルのVSRに匹敵する性能を確保してやります。
①チャンバーブロックの修正
VSRと全く同じ機構を持つチャンバーブロックですが、パッキンが収まるスペースがφ9.6~9.8mmしかなく
パッキンがφ10mmなので上手く収める事とが出来ず、組み立てるとパッキンの断面がHOPレバーの開口部に
膨らんでタマゴ型になっちゃいます、そこにHOPレバーで押さえつけても左右均等にHOPの突起を下げることは
できません。そこで、チャンバーブロックのパッキンスペースをφ10mmに削って広げてやります。
こんな形でφ10mmの回転砥石(L=13mm)を挿入して、左右ブロックを組み立てて砥石を電気ドリルで回して
少しずつ様子を見ながら削ります。
パッキンは、ノーマルがパサパサの整形も不十分だったため、ARESのAW338の純正品を代用しました。
しかし、コレも硬くて実射すると最小でも強いHOPが掛かってしまうので、手持ちであったPDIのWホールドパッキン
を使いました。インナーバレルはアルミテープを1巻き貼り、チャンバーブロックとのガタツキ防止をしています。
パッキンもリブ部(右についてる凸部)をブロックの形に合わせて前後を切って使います。
仮組みしてHOPレバーを下げて左右均等にHOPパッキンが下がればOKです。
簡単に言うと、パッキンがストレス無く伸び縮みできるスペースを確保するという事です。
因みにチャンバーブロックの外径はφ25.1mmでVSRのチャンバーを移植するのは不可能です。
②シリンダーがダメだった・・・
ノーマルではアルミシリンダーが付属しますが、歪があってピストンが楽に動きませんでした。
まあ、アルミシリンダーなんて、はなっから使うこ事は考えてませんでしたが、何しか、シリンダーを
調達する予算が無い・・・。そこで、過去に買って使い物にならなかったPPSのVSRシリンダーを改修することにしました。
PPSのスチールシリンダーは、価格が安い分、仕上げが劣悪で内面なんてそりゃもう・・・溝状の傷が全面にあり、
ガタガタのザクザク状態でした。引抜き管の精錬工程が雑なのか、マテリアルが悪いのか、金属加工の事については
ワカランですが、自分で研磨してみる事にしました。
電気ドリルにアルミパイプを固定し、13Aの塩ビ管を被せて固定して、塩ビ管の先端に縦に切り込みを入れました。
コレでどうするかというと・・・
シリンダーに突っ込んで
シアー開口部から塩ビ管の先端切り込みに紙やすりを挟み
電気ドリルを回せばシリンダー内部に紙やすりが巻き込まれて研磨できます。(我ながらグッドアイデア)
赤いビニールテープはシリンダーヘッド用のねじ山を 削らないように境界を明示するインジケーターみたいなものです。
#80・#240・#600と順番に紙やすりを細めに変えて、最後はシリンダーにピカール(研磨剤)を流し込んで
かみさんから着なくなったレオタード(水着みたいな運動服?)を貰って、適当な大きさに切り出して紙やすり
と同じ要領で研磨します。
深い傷は数本残ってますが、概ね内面の鏡面加工はできました!!
しかし、あまりオススメできません・・・無難にPDIとかライラクスのシリンダーを買った方が良いです。
あまり予算を掛けたくなかったんで・・・。
あと、外面も磨いて、ブルーイング材で染め直してます。スーパーブルーなんですが、黒っぽくなちゃいました。
シリンダーヘッドのネジピッチは、WELL純正はPDI・PPSと同じ規格なのでシリンダーヘッドはそのまま使えます。
内部パーツ(ピストン・スプリング等)は取寄せ中なので、外観の改造と併せて次号に続きます。