2018年06月06日
Overhaul
あろ~
全くもってアホな話なんですが・・・、タナカのM40A1(Air)で遊んでいるうちに、同じようなコンセプトの東京マルイの
M40A5が欲しくなり、行きつけのショップに買いに行くと、店長から他の客から引き取った、ジャンク状態のARESのM40A3を
ゴリ押しで薦められました・・・。まあ、格安の¥5000円でしたけどね・・・。
「他の客やったら絶対売らへんけど、アンタやったら絶対直せる!! お買い徳や!!」・・・だそうな・・・
いや・・・、ホンマに困ってるんだろう・・・。ARESのA3は既に持ったるんだがなぁ~、予備で買ったとして色違いのストックを仕上げるか
予備マガジンくらいしか価値がない。しかし、限界まで酷使されたエアガンって、データ取りには持って来いの検体でもある。
渋々買い取って、部品取りにでもしようと思ったが、消耗した部品を交換してオーバーホールに踏み切った。
この銃の最大の欠点は、シリンダー本体がアルミ製で、尚且つピストン、スプリングガイドもアルミなので、シリンダーの消耗が
顕著であることで、せめて内部パーツが樹脂製なら、大事に使えば長く使えるかもしれないが、経験者はAPS-2みたいに
速攻でシリンダーを換えてしまうのだ。最早アルミシリンダーに未来は無い・・・。
バラしてみた感じは、初心者が特にパーツも交換することなく、使用不能になるまで使い続けて「ノーマル状態で天寿を全うした」
感じになります。

下の純正シリンダーが削れて歪みもあり、ご臨終してたので、今回も画像上側のPDIのレイブンシリンダーセットを注文しました。
商品の標記はAW338用なんですがM40A3にも使用可能で、付属のピストンを使う場合はνトリガー形状にする必要があります。
今回は付属の樹脂ピストンとガイド、別でVSR-10用の0.9jスプリング(大径)を組み込みました。
写真上がセットしたシリンダーになります。
組み込む際には、スプリングガイドのシャフトが緩みやすいので、ネジ止め剤で固定した方がよいでしょう。
ホンマはVSR用のシリンダーでも代用できるか試してみたかったんですが、だんだんめんどくさくなって・・・投資してPDIパーツに
走っちゃいました。でもやっぱりこれが賢明な判断なんでしょうね。

PDIのほうがノーマルより1mmほどノズルが長くなってます。
あとは、トリガーボックスを分解すると、シリンダーの削りカスが結構堆積していたので、バラして掃除します。
シアー、トリガー関係は特に消耗、変形するパーツは在りませんが、シリンダーセットピンが若干曲っていたので、
メーカーオプションのスチール製に交換します。


左が手持ちで持っていたスチール製で、右が純正の合金製になります。右の純正ピンが右側(シリンダーエンド側)
に反っているのが、お解かりいただけるでしょうか?
VSRでもセットピンが変形することなど無かったのですが、意外と盲点でした・・・。
オプションのセットピンはMS700・MSR338用の標記ですが、M40でも使えます。
後は、チャンバーパッキンを同じくPDIのWホールドパッキンに変えたり、インナーバレルを磨いて仕上げなおして
完成です。操作性はフリクションロスもなく、実に軽く滑らかに作動し、スチールシリンダーが奏でる作動音も
心地よく響きます。う~ん、こうなったらマルイかARESかどっちか良いかワカランですな・・・。

スコープは、チューブ径を30mmで、全長が短いBarskaのスコープを載せてみました。性能は大したこと無いですが、
太めで短いスコープの方が、バレルの長さが強調できるため、銃全体が綺麗に見えます。
ゲームしていてもスコープの性能ってあんまり気にしないというか、戦局に影響が無いので、見た目だけでチョイスしてます。
あとは、バレル、レシーバーに結構傷とか汚れが多かったので、ペーパーとコンパウンドで磨いてエイジングしてます。

2挺目のM40A3・・・同じ銃買って、同じチューニングするなんて・・・我ながらアホですな。
先台下面にスイベルスタッドを追加して、バイポッドの位置を後方にずらしてます。なんか、分解の度にバイポッド外すのが
面倒くさくなったので、バレル固定用のスタッドには何もついてません。
なんか、刻印も無く大雑把で繊細さは無いけれど、鬼ほど頑丈で、操作性バツグンのゲームウエポンという感じで
少々ランニングコストは掛かってしまいますが、弄ってしまえば他に浮気する事はないと思います。
ただですね・・・、マルイからA5が出てる以上、わざわざARESを選択する必要もないんでしょうなぁ・・・。(やっぱりマルイが気になる?)
結局、銃本体とパーツ代、スコープとかで2万円掛かっちゃいました・・・。
あとは、フィールドに持ち込んでシェイクダウンして様子をみます。
全くもってアホな話なんですが・・・、タナカのM40A1(Air)で遊んでいるうちに、同じようなコンセプトの東京マルイの
M40A5が欲しくなり、行きつけのショップに買いに行くと、店長から他の客から引き取った、ジャンク状態のARESのM40A3を
ゴリ押しで薦められました・・・。まあ、格安の¥5000円でしたけどね・・・。
「他の客やったら絶対売らへんけど、アンタやったら絶対直せる!! お買い徳や!!」・・・だそうな・・・
いや・・・、ホンマに困ってるんだろう・・・。ARESのA3は既に持ったるんだがなぁ~、予備で買ったとして色違いのストックを仕上げるか
予備マガジンくらいしか価値がない。しかし、限界まで酷使されたエアガンって、データ取りには持って来いの検体でもある。
渋々買い取って、部品取りにでもしようと思ったが、消耗した部品を交換してオーバーホールに踏み切った。
この銃の最大の欠点は、シリンダー本体がアルミ製で、尚且つピストン、スプリングガイドもアルミなので、シリンダーの消耗が
顕著であることで、せめて内部パーツが樹脂製なら、大事に使えば長く使えるかもしれないが、経験者はAPS-2みたいに
速攻でシリンダーを換えてしまうのだ。最早アルミシリンダーに未来は無い・・・。
バラしてみた感じは、初心者が特にパーツも交換することなく、使用不能になるまで使い続けて「ノーマル状態で天寿を全うした」
感じになります。
下の純正シリンダーが削れて歪みもあり、ご臨終してたので、今回も画像上側のPDIのレイブンシリンダーセットを注文しました。
商品の標記はAW338用なんですがM40A3にも使用可能で、付属のピストンを使う場合はνトリガー形状にする必要があります。
今回は付属の樹脂ピストンとガイド、別でVSR-10用の0.9jスプリング(大径)を組み込みました。
写真上がセットしたシリンダーになります。
組み込む際には、スプリングガイドのシャフトが緩みやすいので、ネジ止め剤で固定した方がよいでしょう。
ホンマはVSR用のシリンダーでも代用できるか試してみたかったんですが、だんだんめんどくさくなって・・・投資してPDIパーツに
走っちゃいました。でもやっぱりこれが賢明な判断なんでしょうね。
PDIのほうがノーマルより1mmほどノズルが長くなってます。
あとは、トリガーボックスを分解すると、シリンダーの削りカスが結構堆積していたので、バラして掃除します。
シアー、トリガー関係は特に消耗、変形するパーツは在りませんが、シリンダーセットピンが若干曲っていたので、
メーカーオプションのスチール製に交換します。
左が手持ちで持っていたスチール製で、右が純正の合金製になります。右の純正ピンが右側(シリンダーエンド側)
に反っているのが、お解かりいただけるでしょうか?
VSRでもセットピンが変形することなど無かったのですが、意外と盲点でした・・・。
オプションのセットピンはMS700・MSR338用の標記ですが、M40でも使えます。
後は、チャンバーパッキンを同じくPDIのWホールドパッキンに変えたり、インナーバレルを磨いて仕上げなおして
完成です。操作性はフリクションロスもなく、実に軽く滑らかに作動し、スチールシリンダーが奏でる作動音も
心地よく響きます。う~ん、こうなったらマルイかARESかどっちか良いかワカランですな・・・。
スコープは、チューブ径を30mmで、全長が短いBarskaのスコープを載せてみました。性能は大したこと無いですが、
太めで短いスコープの方が、バレルの長さが強調できるため、銃全体が綺麗に見えます。
ゲームしていてもスコープの性能ってあんまり気にしないというか、戦局に影響が無いので、見た目だけでチョイスしてます。
あとは、バレル、レシーバーに結構傷とか汚れが多かったので、ペーパーとコンパウンドで磨いてエイジングしてます。
2挺目のM40A3・・・同じ銃買って、同じチューニングするなんて・・・我ながらアホですな。
先台下面にスイベルスタッドを追加して、バイポッドの位置を後方にずらしてます。なんか、分解の度にバイポッド外すのが
面倒くさくなったので、バレル固定用のスタッドには何もついてません。
なんか、刻印も無く大雑把で繊細さは無いけれど、鬼ほど頑丈で、操作性バツグンのゲームウエポンという感じで
少々ランニングコストは掛かってしまいますが、弄ってしまえば他に浮気する事はないと思います。
ただですね・・・、マルイからA5が出てる以上、わざわざARESを選択する必要もないんでしょうなぁ・・・。(やっぱりマルイが気になる?)
結局、銃本体とパーツ代、スコープとかで2万円掛かっちゃいました・・・。
あとは、フィールドに持ち込んでシェイクダウンして様子をみます。
2014年04月12日
やっぱ、こっち~~!! M40A3
あろ~
人事異動とか、花見とか、PTAの会合とかでバタバタしてましたが、今日は久々に暇な休日だったので、
買ってから放置状態だった、ARESのM40A3を弄ってました。
昨年からARESエアコキにドップリ漬かっちゃってますが、AW338とMSR700と今回のM40で3挺目になります・・・。
いやぁ、実はMSR700は重過ぎ(推定7.6kg)で結構しんどかったので、売却してM40を買っちゃいました。
エアガンで実銃以上の重量のものを作っちゃイカンです!! XM2010の重量は7.62mm仕様で4kg(銃本体のみ)
くらいなので、エアガンを手にした時は、「アメリカ兵って、こんなん担いで行軍しちゃうんだぁ」ってマジで思いました・・・。
まあ、今は機械化歩兵に変わってるんで、数十kmも行軍することはないんでしょうな。
ARESのM40は、スコープを搭載した状態で4kg程度なので、比較的軽量な狙撃銃に仕上がってます。
M40A3は以前から欲しかったんですが、当時はアサヒのバカ高エアガンしか無く、某要塞さんのVSR、サンプロ用の
ストックはとても価格的に価値を見出せる代物ではなかったので、サンプロもVSRもA1タイプで遊んでました。
今回のA3のリリースは、一寸遅すぎた感がありますが、ARESの三男だけあって改良が進んで非常に良い感じです。

ARESのボルトアクションは、モデル毎に内部をマイナーチェンジしており内部構造も変わっていきます。
モデル初代がAW338として、次にXM2010シリーズ、そしてM40、M700系になります。この3タイプの違いですが、
トリガーメカがVSRタイプ(AW338)、前倒しシアー&VSRノーマルピストン形状(XM2010)、APS2タイプ(M40・M700)
となり、ボルトの操作性、トリガーフィールが格段に向上していきます。後は、ボルトリリース機能とか追加になります。
ただ、コスト縮減のためステンレスシリンダーがアルミシリンダーに変更されたり、チャンバーブロックの素材も亜鉛合金から
ファイバーモールド樹脂に変更になったり不満もあります。
それらの不満も踏襲して以下のパーツに変更しました。
シリンダー :PDI ARES・AW338用レイブンシリンダー(付属の軽量ピストン・SPガイドは不使用)
スプリング :ライラクス PSS-10 85スプリング
HOPパッキン :PDI Wホールドチャンバー
ピストン、スプリングガイドはARES純正の物を使用しました。M40はアルミ製でした。
チャンバーブロックが樹脂製で、上下分割式になり、何故か接着されていたため、慎重に彫刻刀で剥離しました・・・。
ずみまぜん・・・写真を撮るのを忘れました・・・。
実に簡単にパーツ交換だけしましたが、初速は0.82Jで弾道は綺麗に50~60mくらいは飛びます。
パッキンの特性上、飛距離よりも精度を優先した仕様なので、フライファイアのなまこシリーズより飛距離は
劣りますが、HOP調整もマイルドで読み易い弾道になります。山の中で木々の間隙を正確に縫うような狙撃に適してます。
操作性も、ボルト操作が非常に軽く「マッドミニットもへっちゃらだ!!」みたいな心地よさです。
まあ、VSRにゼロトリガーを着けたものを想像していただければ幸いです。

しかし・・・こうも簡単にチューンが終わってしまうと、「今のエアガンって、すっげ~!!」と思うだけでなんか物足らんです。
VFCもM40A3がリリースされましたが、コチラは全く興味が無いです。なぜかと言うと、マルイのM96AWS同様に
ボルトと連動するエスカレーター方式の給弾方式なので、アウターとレシーバー接合部にスリットがあるため、
構造上どうしても納得できません。まだ、方式は単純で不便ですがARESの方が堅実な設計だと思います。
ゲームでガンガン使う方にはARESをオススメします。
人事異動とか、花見とか、PTAの会合とかでバタバタしてましたが、今日は久々に暇な休日だったので、
買ってから放置状態だった、ARESのM40A3を弄ってました。
昨年からARESエアコキにドップリ漬かっちゃってますが、AW338とMSR700と今回のM40で3挺目になります・・・。
いやぁ、実はMSR700は重過ぎ(推定7.6kg)で結構しんどかったので、売却してM40を買っちゃいました。
エアガンで実銃以上の重量のものを作っちゃイカンです!! XM2010の重量は7.62mm仕様で4kg(銃本体のみ)
くらいなので、エアガンを手にした時は、「アメリカ兵って、こんなん担いで行軍しちゃうんだぁ」ってマジで思いました・・・。
まあ、今は機械化歩兵に変わってるんで、数十kmも行軍することはないんでしょうな。
ARESのM40は、スコープを搭載した状態で4kg程度なので、比較的軽量な狙撃銃に仕上がってます。
M40A3は以前から欲しかったんですが、当時はアサヒのバカ高エアガンしか無く、某要塞さんのVSR、サンプロ用の
ストックはとても価格的に価値を見出せる代物ではなかったので、サンプロもVSRもA1タイプで遊んでました。
今回のA3のリリースは、一寸遅すぎた感がありますが、ARESの三男だけあって改良が進んで非常に良い感じです。
ARESのボルトアクションは、モデル毎に内部をマイナーチェンジしており内部構造も変わっていきます。
モデル初代がAW338として、次にXM2010シリーズ、そしてM40、M700系になります。この3タイプの違いですが、
トリガーメカがVSRタイプ(AW338)、前倒しシアー&VSRノーマルピストン形状(XM2010)、APS2タイプ(M40・M700)
となり、ボルトの操作性、トリガーフィールが格段に向上していきます。後は、ボルトリリース機能とか追加になります。
ただ、コスト縮減のためステンレスシリンダーがアルミシリンダーに変更されたり、チャンバーブロックの素材も亜鉛合金から
ファイバーモールド樹脂に変更になったり不満もあります。
それらの不満も踏襲して以下のパーツに変更しました。
シリンダー :PDI ARES・AW338用レイブンシリンダー(付属の軽量ピストン・SPガイドは不使用)
スプリング :ライラクス PSS-10 85スプリング
HOPパッキン :PDI Wホールドチャンバー
ピストン、スプリングガイドはARES純正の物を使用しました。M40はアルミ製でした。
チャンバーブロックが樹脂製で、上下分割式になり、何故か接着されていたため、慎重に彫刻刀で剥離しました・・・。
ずみまぜん・・・写真を撮るのを忘れました・・・。
実に簡単にパーツ交換だけしましたが、初速は0.82Jで弾道は綺麗に50~60mくらいは飛びます。
パッキンの特性上、飛距離よりも精度を優先した仕様なので、フライファイアのなまこシリーズより飛距離は
劣りますが、HOP調整もマイルドで読み易い弾道になります。山の中で木々の間隙を正確に縫うような狙撃に適してます。
操作性も、ボルト操作が非常に軽く「マッドミニットもへっちゃらだ!!」みたいな心地よさです。
まあ、VSRにゼロトリガーを着けたものを想像していただければ幸いです。
しかし・・・こうも簡単にチューンが終わってしまうと、「今のエアガンって、すっげ~!!」と思うだけでなんか物足らんです。
VFCもM40A3がリリースされましたが、コチラは全く興味が無いです。なぜかと言うと、マルイのM96AWS同様に
ボルトと連動するエスカレーター方式の給弾方式なので、アウターとレシーバー接合部にスリットがあるため、
構造上どうしても納得できません。まだ、方式は単純で不便ですがARESの方が堅実な設計だと思います。
ゲームでガンガン使う方にはARESをオススメします。