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Posted by ミリタリーブログ at

2018年03月16日

弾速計を買ってみた

あろ~

今更の話になるんですが、弾速計を買ってみました。今までどうしてたかというと、チームで所有していたものを借りたり、
ショップ、フィールドのマスターに計ってもらったりしてました。今は昔に比べてそんなに高いものでもなく、コンパクトな
寸法になっているので、もう個人で所有したほうがよいですね。


送料込みで5000円くらいでした。

調子に乗って、家にあるあらゆるエアガンの初速を計ってみました。
主に部屋のオブジェと化して、手っ取り早く撃てる長物を中心に計ってみると・・・

①クラウンU-10 カスタム      0.82J
②A&K ドラグノフ         0.81J
③WELL SV-98?(MB10D)    0.75J
④タナカ M40A1(Air)        0.72J
⑤Double Eagle M50 0.61J

という感じで、0.25g弾で5発平均で、順調に計っていきました。
使える弾丸がフィールドの規定で0.25g弾までなので、弾道が1番安定する0.6~0.8Jを狙ったセッティングになります。
それ以上の初速になると、HOPの掛け方によよりますが、弾道が乱れたりする場合があるので、若干控えめの初速になります。
例外としては、APS-2のORは0.8J以上でも安定した弾道と飛距離(もちょろん、FALSとかPDIチャンバーを組んだ状態)
もあります。ロングバレル&小径シリンダーの方が効率が良いんでしょうね。
クラウンのU-10はSS-9000なんで、弱いスプリングでも0.82J、ドラグノフも最弱のスプリングでも、ピストンがアルミでチャンバーも
気密を確保しているので、かなり高い初速になっちゃいました。
⑤M50(SSG69風のエアガン)は一寸バネ切り過ぎたかなぁ~的な感じで、操作性は抜群なんですが、初速は低くなっちゃいました。

問題だったのが・・・、マルシンのアンシュッツで、初速のバラツキが目立って、0.70~0.56Jの範囲でした。
もともと自分がテキトーに弄って遊んでたエアガンなんで、まだ不完全な所もありました。
原因を探るため分解してみると・・・、インナーバレルを固定する芋ねじが緩んで、バレルが前後に動いてました!!
早速改良して、固定方法を強化するため、メインのM4芋ねじの他にサブにM3ねじを追加しました。
これで、ガッチリ固定できました。


あと、チャンバーの固定位置に併せて、ノズルも30mmに延伸しました。
パッキンのOリングを見直して交換して撃ってみると・・・初速は0.78Jになりました。
スプリングもピストンも純正、ノーマルなんですが、これがアンシュッツの上限値なんでしょうね。
ちょっと、パワーがキツイかなぁ~、性格的にはそういう銃じゃないんやけど・・・。
気密さえ確保してやれば、小容量なシリンダーでも金属ピストンの恩威で結構な初速が出てますね。

30年前に、もう一寸煮詰めて発売して欲しかったワイ!!

「世界の銃器をより安全に再現する」 by マルシン工業㈱

でも、マルシンのエアガンで育ってきましたから・・・私は御社が大好きであります。


スプリングを弱くしたいのですが、なかなか適合する物が手元に無かったです・・・
操作性も一寸硬いので、また気長に探しにいきますかぁ~。


ういね~、アンシュッツ。 もう対応年数超過してるんでしょうなぁ。2号機を仕入れるかのう・・・


マイクロサイトが一寸ごついので、ハンドルに干渉しちゃいます。純正のDXサイトに付け替えようかな。


うぬ~~~ なかなか、エアガンをかっこよく撮影するのは難しい・・・

でも、久々に楽しかったです。




  

Posted by 軟鉄じーぐ at 21:03Comments(0)アンシュッツ(マルシン)

2016年05月07日

よろずの神(マルシン・アンシュッツ)

あろ~

1年ぶりになりますが、今まで何をしてたかというと・・・家買って大阪(殆ど奈良に近いですが)
引越ししたり、近場にRCサーキットがあったのでラジコンで遊んだりとか、温くて素敵な時間を
過ごしていました。

連休中に実家に戻ったときに、エアガン各種のインナーバレルを発掘し、その中でサンプロの
レミントンのHOPバレルが見つかったので、何となくマルシンのアンシュッツ(初代エアー)なんぞ
弄ってみたくなりました。

マルシンのアンシュッツというと、80年台半ばにリリースされたケースレス式ボルトアクションライフル
ですが、当時M1カービンという名銃の後発にあたるモデルで期待はしてたんですが・・・・

非常に残念なエアガンでした・・・

当時(厨房でしたが)競技用ということもあって命中率とか期待して買っちゃいましたが、単に
弾が飛ぶおもちゃで終わってました。
ゴルゴ13の3巻「狙撃のGT」みたいに・・・

「ガンスミスの爺さん、俺のアンシュッツもカスタムしてくれい!!」
とか、切望してましたね。
濡れ場に出てきたババァはいらんですが・・・(いや~、ゴルゴはなんでも抱だきおるわ!!)

取り敢えず、自分がガンスミスとなりDIYで乗切りますかぁ~~。

先ずは、シリンダー容積に似合ったインナーバレル長を計算します。
シリンダー容量は、内径17.2mm・ストローク量70mmで計算し、概ね300~350mm程度のバレル長で
OKです。ノーマルは505mmですから全然容量が足らないですね。


取り敢えず、350mmにカットして綺麗に中も磨きました。


チャンバー部には3枚Oリングが入る構成になっており、真ん中がHOP用のOリングになります。
HOP用のリングは内径4.8mm(P5サイズ)でそれ以外は5.8mm(P6サイズ)で試してみます。
それにしても、OリングでHOP掛けるなんて、今時古いんでしょうなぁ・・・。


こんな感じで、

突き出し量もこんな感じです。(雑やなぁ~)

あとは、ノーマルバレルに合わせて、外径12mmのアルミパイプでインナーバレルを太らせたら
完成です。バレル右に写ってるのはノズルシール用のパッキンで、P6サイズの角Oリングを使います。


あとは、アウターバレルが樹脂製なので外形16mmの鋼管をオイルを塗りながらアウターバレル
の中に圧入していきます。

一寸きつかったので、外皮のシールを剥いて圧入しました・・・しんどかった・・・
ノーマルは樹脂アウターにイモネジでパーツを固定しているので、実に不快なところではありますが、
コレでシャキッとしたバレルになります。鋼管は450mmで必ずマズル側から入れます。
今から思えば、φ20mmの真鍮パイプでアウターバレルを新造しても良かったかなぁと思います。


仮組み・調整を進めて完成です。


アンシュッツ最大の泣き所、セーフティーレバーも折れていたので鋼板を接着して補修してます。
部品注文せねば・・・

完成したのがコチラ!!

んんん~~~~、別にゲームとか競技に使う訳ではないですが、使い古された道具には
何とも言えない独特の風合があります。例えて言うと「よろずの神」が宿ったような・・・。
こういうエアガンもあっても良いのではないかと思いますね。
スコープを載せないボルトアクションもなかなか良い雰囲気ですよ。

実射性能も格段に上がり、初速は0.72J程度で若干控えめですが、その分弾道は安定して、
綺麗に30~40mくらいは飛びます。スコープを載せているわけではないので、見える範囲だけの
評価になります。まあ、銃の性格上、飛距離よりもグルーピングを重視した方が向いてますね。
まだ、気密が不完全で、作り込みが雑な箇所もあり、まだまだ改良していきます。

取り敢えずは、今のエアガンレベルには達して無いけど、ノーマルよりは格段に性能UPできた
ので、善しとしますかぁ~。


因みにこのアンシュッツは、M1403 ハイグレードモデル(当時¥18300円)のタイプになります。
(因みに俺は、ハイレグが大好きだ!!)  

Posted by 軟鉄じーぐ at 16:22Comments(0)アンシュッツ(マルシン)