2015年05月05日

Get back to your start (SSG69)

あろ~

人間というものは実に愚かな生物で、スコープが余ってくると新しいライフルが欲しくなるという・・・(お前だけじゃ!!)
という事で、スコープが多くなってきたので新しいライフルを調達しました。
VSR-10系統が増えてくると今度はそれ以外のものを漁ってましたが、APS-2系、マルシンのアンシュッツとか
オークションでも値上がり傾向にあり、中国製のM24とか新品で買えちゃうくらいになっちゃいますね。
生憎、M24はグリップのフィールが芳しくなかったので、APS-2のパチモンを買ってみました。

Double EagleのM50という製品です。
Get back to your start (SSG69)
外観はAPS-2のORよりも10cm短く、メカニズム的には「APS-2を皮を被ったVSR」といった感じです。
APS-2と共通するのは、シリンダー径とマガジンサイズくらいです。
ストックも3ピースでねじ頭が見えてチャっちいですね。

箱出して撃った感じは、HOPが強く飛距離も相当なものですが、初速を計ってみたらオーバーしてました・・・。
WELLの劣悪中華と比べると、操作もスムースでHOPこそ強いですが、弾道も一定を保ち中々の出来でした。
「もっと俺を苛めてくれ~」という期待は、良い意味で裏切られちゃいました・・・。
今回のチューニングポイントは、

①初速を遅くして弾道を落ち着かせる。
②HOPの掛かり具合を調整する。
③なるべく、ステアーSSG69っぽく仕上げる。
④他のエアガンとのパーツの互換性を探る。

くらいですかね。④はシリンダーとインナーバレルがアルミ製なので、長く使うとなれば考えなければなりません。

Get back to your start (SSG69)
VSR-10のチャンバーを細身にしたようなブロックです。

Get back to your start (SSG69)
インナーバレルとパッキンは専用設計で、VSR-10とは互換性はありません。チャンバーブロックを加工すれば
VSRのパーツも使えなくはないですが、シリンダーヘッドはAPS-2と互換性があるのでAPS-2のチャンバーを
上手くセットしても良いかも?

Get back to your start (SSG69)
問題のHOPレバー。VSRと同じ形状ですが、硬めのダンパーチューブがセットされてます。
Get back to your start (SSG69)
ダンパーチューブを他のものと交換すれば、HOPは適正になります。マルイ電動用のダンパーチューブで
OKですが、0.25g弾を使うなら、純正かKMの青色(一番軟らかいもの)がオススメです。
あとは、メインスプリングを5巻きほどカットすれば、初速と弾道調整は完了しました。
概ね、0.8Jくらいの初速に調整し、撃ってみると・・・

こりゃええわい!!

という弾道と精度でした。VSRよりも気密が捕れてる感じで、バラつきの無い一定の弾道を描きます。
上手く言葉では表現できませんが、細径シリンダー特有のAPS-2のような性格です。

外観は、気に入らない箇所を弄ってみましたが、レシーバー形状がSSG69ではなく、エジェクションポートが
レシーバー上面まで切り上がってました・・・。
マウントベースが気に入らなかったので、PSS2の薄い形のマウントベースを装着しましたが、ねじ穴が合わなかった
ので、ぶった切ってセパレート形状にしましたが、失敗ですな・・・。
Get back to your start (SSG69)
フロントサイトはスコープの邪魔になるので、11mmのレールだけ作りました。
使う事は無いですが、競技用のサイトが取り付け出来ます。リアのマイクロサイトも考えねば・・・
Get back to your start (SSG69)
ストックは、ねじ頭部をエポキシパテで埋めて、実銃のマガジン部もストックを削り込んでモールドで表現しました。
Get back to your start (SSG69)
後は、ストックをアサヒペンの「ライトカーキー」で塗装し、グリップ部をハンダゴテでステッピング加工すると・・・

Get back to your start (SSG69)
Get back to your start (SSG69)

んん~~~~、どうだ、参ったか!! 04が何だ、08が何だ!! 名前はヤラシイが69が一番だべ。(チャチさ倍増!!)
一寸、オリジナル入っちゃいましたけど一応完成ですじゃ。
Get back to your start (SSG69)
一発ギャグで、SS-9000のマガジン入るようにしたかったワイ!! ロータリーマガジンはマンリカ小銃から継いでますじゃ。
今後の課題としては、ボルトハンドルが気に入らないので、加工するかAPS-2のものを移植するか考え中です。

今から考えると、APS-2って素っ気無いライフルでしたが、SSG69を意識してモデファイするのも楽しめたかなぁと思います。
VSRが増えてくると、APS-2を弄りたくなったり、SS-9系を弄りたくなったり結構ヒネクレタ性格なんですかね・・・。

ダブルイーグルのM50自体は、オススメかどうかは分かりませんが、パーツの仕上げ、組み立て精度自体は高いので
パーツの消耗だけを頭において、大事に使えば「躾の良いエアガン」だと思いますよ。
APS-2を一から仕上げる方が無難ですが、コストを掛けずに楽しむには良い素材です。











Posted by 軟鉄じーぐ at 16:04│Comments(1)Steyr SSG69
この記事へのコメント
ダブルイーグルのm50に合うスプリング教えてください!
Posted by かず at 2020年04月25日 14:09
 
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