2018年09月02日
恐るべき子供たち
あろ~
最近、レストアとか修理みたいなネタが多いですが、今回はその最たるモノで、古のガラクタ・・・失礼、
昭和のエアガンをレストアしたいと思います。といっても、手持ちの道具も材料もぜんぜん大した事ありません
ので、過度な期待はしないで下さいね・・・。
とういう事で今回の銃は・・・エーダイグリップの「ルガー MARK-Ⅰ」です!!

恥ずかしながら、エーダイグリップがエアガンを作っていたという情報は、社会人になってからSNSのチャットで
初めて聞きまして、それでどうしても欲しくなって、数年前にヤフオクでジャンクを落札して放置しておりました。
ジャンクの理由は、ピストンが欠けてコッキング出来たり出来なかったりとか、レシーバーが一部欠けていて、
フレームと分離しちゃうという物でした。取りあえず、レシーバー・バレルのブロックから直していきます。

ABS板とプラリペアを使って、フレームとレシーバーを固定するブロックパーツを直します。ABS板を芯にして
プラリペアを盛って、一晩放置するとガチガチに固まりますね。

ついでに、シリンダーとシリンダーヘッドの固定用のピンも破損していたので、ピンを抜いてプラリペアを充填し
その後、削孔してM4イモネジをピン代わりに埋め込んで補強しました。

次にシリンダーを開封して、ピストンを取り出します。タカトクのエアガンと同様に、リベットの頭を削り飛ばして、
リベットピンを抜くと分解できます。

ピストンのシアーが掛かる部分がボロボロだったので、スチール製のCリングを加工してピストンのリムに
接着します。ピストンの外径がφ14.5mmなので、適正軸φ16のCリングを使います。
加工は、プライヤー用の孔の部分を切り飛ばしで、ピストンにはめ込んで接着します。
シリンダー内径がφ18mmなので、接着した後ピストンからはみ出る部分を削る必要があるのと、
シアーの掛かる位置が前方にズレてしまうので、ピストンを短く削ったり、スプリングガイドの先端を削って
若干短くする調整も必要になります。意外とメンドクサかったワイ・・・。


ボルトエンドのリベット孔にM3タップを立ててネジ切をして、下面はM3サッシビス、上面はM3イモネジで
固定します。取りあえず完成しましたが、リコイルスプリングもヘタッてるので、排莢のアクションがビシッと決まらん
ですね。調整していく内に多少はマシになりましたが、それでも弾き飛ばされるというより、レシーバー内部に
ぶつかって、ボトッと落ちる感じですかね・・・。薬莢が小さいので制御が難しいですね、こりゃ・・・。
シアーはシッカリ掛かるようになったので、コッキングもシャキシャキできるようになりました。

同社オートマグとツーショット。実は・・・このオートマグの存在も知らなかったんですよね。子供の頃はやっぱり、
タカトクのSSオートマグが幅をきかせてた感じで、マツシロのモーゼル、ルガーアーティラリー、ナショナルマッチ
あとは、マスダヤのウッズマンで遊んでた記憶があります。まあ、近所の模型屋が売れ筋商品しか仕入れて
くれなかったんでしょうな・・・。関西の模型店、百貨店ではホンマに見たこと無かったんです。
小三ぐらいで対象年齢18歳以上のエアガンで遊んでたって、今考えると恐ろしい話ですね。
子供同士でゴーグルも着けずにバカスカ撃ち合って、事故も怪我も無くて良かったなぁと思います。
しかし、自治会長さんに怒られたり、SSオートマグとかSS9000はPTAで話題になって、使用禁止になっちゃった
事もありましたなぁ~。弾丸がツヅミ弾からBB弾になる一寸前のお話です。
オートマグについては、また次回の講釈で・・・。

ポイントのルガーP08とツーショット。子供の頃は、ルガーP08と、ルガーMk-1が同じ会社の銃だと思ってました・・・。
ゲオルグ・ルガーとスターム・ルガーの区別が付かなかったんでしょうね・・・綴りもLUGERとRUGERで違うのに。
エーダイのルガーMk-Ⅰは実物と違い、バレルが長かったりとか、レシーバにリブが着いてたりとかアレンジはありますが、
同時期のエアガンと比べるとリアルなサイズで、カートも金属製で22LRっぽい演出もされていてオススメ度は高いですが、
装填、ブローバック、俳莢の動作レベルは他の銃に及ばないかも知れません。この辺は薬莢が小さいので難しいところでは
ありますが、様子を見ながら調整するのは、今のトイガンでは味わえない楽しみでもあります。
銃自体はシッカリした作りで、パワーもソコソコある(足に撃ったら、まあまあ痛かった・・・)ので私にとっては宝物のような
存在ですね。
最近、レストアとか修理みたいなネタが多いですが、今回はその最たるモノで、古のガラクタ・・・失礼、
昭和のエアガンをレストアしたいと思います。といっても、手持ちの道具も材料もぜんぜん大した事ありません
ので、過度な期待はしないで下さいね・・・。
とういう事で今回の銃は・・・エーダイグリップの「ルガー MARK-Ⅰ」です!!
恥ずかしながら、エーダイグリップがエアガンを作っていたという情報は、社会人になってからSNSのチャットで
初めて聞きまして、それでどうしても欲しくなって、数年前にヤフオクでジャンクを落札して放置しておりました。
ジャンクの理由は、ピストンが欠けてコッキング出来たり出来なかったりとか、レシーバーが一部欠けていて、
フレームと分離しちゃうという物でした。取りあえず、レシーバー・バレルのブロックから直していきます。
ABS板とプラリペアを使って、フレームとレシーバーを固定するブロックパーツを直します。ABS板を芯にして
プラリペアを盛って、一晩放置するとガチガチに固まりますね。
ついでに、シリンダーとシリンダーヘッドの固定用のピンも破損していたので、ピンを抜いてプラリペアを充填し
その後、削孔してM4イモネジをピン代わりに埋め込んで補強しました。
次にシリンダーを開封して、ピストンを取り出します。タカトクのエアガンと同様に、リベットの頭を削り飛ばして、
リベットピンを抜くと分解できます。
ピストンのシアーが掛かる部分がボロボロだったので、スチール製のCリングを加工してピストンのリムに
接着します。ピストンの外径がφ14.5mmなので、適正軸φ16のCリングを使います。
加工は、プライヤー用の孔の部分を切り飛ばしで、ピストンにはめ込んで接着します。
シリンダー内径がφ18mmなので、接着した後ピストンからはみ出る部分を削る必要があるのと、
シアーの掛かる位置が前方にズレてしまうので、ピストンを短く削ったり、スプリングガイドの先端を削って
若干短くする調整も必要になります。意外とメンドクサかったワイ・・・。
ボルトエンドのリベット孔にM3タップを立ててネジ切をして、下面はM3サッシビス、上面はM3イモネジで
固定します。取りあえず完成しましたが、リコイルスプリングもヘタッてるので、排莢のアクションがビシッと決まらん
ですね。調整していく内に多少はマシになりましたが、それでも弾き飛ばされるというより、レシーバー内部に
ぶつかって、ボトッと落ちる感じですかね・・・。薬莢が小さいので制御が難しいですね、こりゃ・・・。
シアーはシッカリ掛かるようになったので、コッキングもシャキシャキできるようになりました。
同社オートマグとツーショット。実は・・・このオートマグの存在も知らなかったんですよね。子供の頃はやっぱり、
タカトクのSSオートマグが幅をきかせてた感じで、マツシロのモーゼル、ルガーアーティラリー、ナショナルマッチ
あとは、マスダヤのウッズマンで遊んでた記憶があります。まあ、近所の模型屋が売れ筋商品しか仕入れて
くれなかったんでしょうな・・・。関西の模型店、百貨店ではホンマに見たこと無かったんです。
小三ぐらいで対象年齢18歳以上のエアガンで遊んでたって、今考えると恐ろしい話ですね。
子供同士でゴーグルも着けずにバカスカ撃ち合って、事故も怪我も無くて良かったなぁと思います。
しかし、自治会長さんに怒られたり、SSオートマグとかSS9000はPTAで話題になって、使用禁止になっちゃった
事もありましたなぁ~。弾丸がツヅミ弾からBB弾になる一寸前のお話です。
オートマグについては、また次回の講釈で・・・。
ポイントのルガーP08とツーショット。子供の頃は、ルガーP08と、ルガーMk-1が同じ会社の銃だと思ってました・・・。
ゲオルグ・ルガーとスターム・ルガーの区別が付かなかったんでしょうね・・・綴りもLUGERとRUGERで違うのに。
エーダイのルガーMk-Ⅰは実物と違い、バレルが長かったりとか、レシーバにリブが着いてたりとかアレンジはありますが、
同時期のエアガンと比べるとリアルなサイズで、カートも金属製で22LRっぽい演出もされていてオススメ度は高いですが、
装填、ブローバック、俳莢の動作レベルは他の銃に及ばないかも知れません。この辺は薬莢が小さいので難しいところでは
ありますが、様子を見ながら調整するのは、今のトイガンでは味わえない楽しみでもあります。
銃自体はシッカリした作りで、パワーもソコソコある(足に撃ったら、まあまあ痛かった・・・)ので私にとっては宝物のような
存在ですね。