2018年02月25日
PHOENIXのM1911A1(その2)
あろ~
最近寒さも緩んできたので、PHOENIXのM1911A1を野外で試撃してきました。
2日掛けて、初日はそのままで、2日目は改修後の試撃になりました。
大阪府で街中は10℃くらいの気温でしたが、山の中は2℃くらいの気温でした・・・

う~~~、ちゃっぷいちゃっぷい!! この前の寒波の雪が解けずに残ってました。
マガジンとガスを車内で温めながら試射しました。弾はSⅡSの0.25gのバイオ弾です。

的は、さっきまで飲んでたBOSSラテのボトルにしましたが、透明なので大失敗・・・
周囲に溶け込んで照準が難しかったです。
撃った感じは・・・、サイトラインよりも右上に飛んでいく感じで、HOPを強めに掛けると症状がひどくなって、
適正HOPに戻すと中央部に戻ってくる感じでした。
飛距離は、ザクッと40~45mでした。
風のせいかもしれないので、マルイのナイトウォーリアも併せて撃ってみると、こちらは真っ直ぐ飛んで
サイトライン通りにそのまま50mほど飛んで落下する弾道でした。
「さすが、いい仕事してるぜ、マルイ」
思わず、マルイの性能にはニヤケてしまいますね・・・。気温に恵まれてないのにブローバックのスピードも
リコイルも弾道も、最早感嘆の声しか出ません。
ただ、日差しの中で狙うと、ピクチャーサイトのドットがデカイためハレーションを起こすので精密に狙うのは
難しいです。インドア戦の最中はそんなに苦ではなかったんですがね・・・。
そんでもって、家に帰ってM1911をバラして問題点を探ります。おそらく右にズレるのはチャンバー周りか、
バレルの仕上げを疑います。すると・・・どうもチャンバーパッキンの仕上げが悪く、パサついてバリがあったので
そこら辺に転がってたARESのM40についてたパッキンに交換しました。

赤いのがARESのパッキンです。表面の仕上げがキレイで、しっとりした質感の材質です。
特にこれを選んだ理由はないですが、ノーマルよりはマシだろうという観点からです。
しかし、このパッキンにも問題があって、マルイ純正よりもHOPが強くかかってしまうため、
調整がピーキーになちゃうんですよ・・・。強気に飛距離を稼ぐには良いのですが、精密な射撃には向かない
といった感じですかね。ARESのAW338が出た頃は「箱出しでも、60m先の的もいけそうな気がする」といった
狙撃手さんが多かったのも頷けます。
2日目・・・
今度は、M1911だけ持って出かけます。取りあえず撃ってみると、右にズレる症状は完璧に直ってサイトライン
どおりの弾道で、マルイに迫る性能になりました。
やはり、HOP調整はピーキーになりましたが、若干強めで0.25g弾で安定する弾道でした。
また、気密も良くなったせいか、飛距離もナイトウォーリアと同等になりました。
さすがに、本家マルイのリコイル感やレスポンスは無いにしても個人的には満足する一品になりました。
メデタシ、メデタシ・・・。(結局パッキンが悪かっただけかい!!)
ホンマは、パッキンもイロイロあるので吟味しても良かったんですが、安く買ってチューニングにお金掛けても
本末転倒な気がするのと、官品は粗食で鍛えるのがモットーなもんで許して下さい。
総評からすると、PHOENIXのM1911A1は、予備機として使うなら良いかもしれません。
まずは、本命として国産品を使って、バックアップにM1911A1を持って置くといった感じですね。
よく、海外製品は「初心者は手を出すな」的な事を言われますが、多少の修正で良くなるのであれば
初心者でも挑戦してみるには良い素材だと思います。
ただ、本気になってお金を掛けてチューニングするくらいなら、国産品を最初から買ったほうが無難ですね。
熱くならずに、割り切って遊ぶのがベストかなぁ~と思います。

ザクッと、手持ちのM1911系ガスブロです。KJのハイキャパが1番高性能ですね・・・なんかオリジナルを超えた
コピー品みたいな・・・。内部の主要パーツに鋼材が使われている事と、ガスタンクに余裕があるためトルクのある
弾道とパワーを有します。
後は、精密射撃で遊ぶなら、画像では出てませんがKSCのM945(スケイルドブラック)ですかね。
最近寒さも緩んできたので、PHOENIXのM1911A1を野外で試撃してきました。
2日掛けて、初日はそのままで、2日目は改修後の試撃になりました。
大阪府で街中は10℃くらいの気温でしたが、山の中は2℃くらいの気温でした・・・

う~~~、ちゃっぷいちゃっぷい!! この前の寒波の雪が解けずに残ってました。
マガジンとガスを車内で温めながら試射しました。弾はSⅡSの0.25gのバイオ弾です。

的は、さっきまで飲んでたBOSSラテのボトルにしましたが、透明なので大失敗・・・
周囲に溶け込んで照準が難しかったです。
撃った感じは・・・、サイトラインよりも右上に飛んでいく感じで、HOPを強めに掛けると症状がひどくなって、
適正HOPに戻すと中央部に戻ってくる感じでした。
飛距離は、ザクッと40~45mでした。
風のせいかもしれないので、マルイのナイトウォーリアも併せて撃ってみると、こちらは真っ直ぐ飛んで
サイトライン通りにそのまま50mほど飛んで落下する弾道でした。
「さすが、いい仕事してるぜ、マルイ」
思わず、マルイの性能にはニヤケてしまいますね・・・。気温に恵まれてないのにブローバックのスピードも
リコイルも弾道も、最早感嘆の声しか出ません。
ただ、日差しの中で狙うと、ピクチャーサイトのドットがデカイためハレーションを起こすので精密に狙うのは
難しいです。インドア戦の最中はそんなに苦ではなかったんですがね・・・。
そんでもって、家に帰ってM1911をバラして問題点を探ります。おそらく右にズレるのはチャンバー周りか、
バレルの仕上げを疑います。すると・・・どうもチャンバーパッキンの仕上げが悪く、パサついてバリがあったので
そこら辺に転がってたARESのM40についてたパッキンに交換しました。
赤いのがARESのパッキンです。表面の仕上げがキレイで、しっとりした質感の材質です。
特にこれを選んだ理由はないですが、ノーマルよりはマシだろうという観点からです。
しかし、このパッキンにも問題があって、マルイ純正よりもHOPが強くかかってしまうため、
調整がピーキーになちゃうんですよ・・・。強気に飛距離を稼ぐには良いのですが、精密な射撃には向かない
といった感じですかね。ARESのAW338が出た頃は「箱出しでも、60m先の的もいけそうな気がする」といった
狙撃手さんが多かったのも頷けます。
2日目・・・
今度は、M1911だけ持って出かけます。取りあえず撃ってみると、右にズレる症状は完璧に直ってサイトライン
どおりの弾道で、マルイに迫る性能になりました。
やはり、HOP調整はピーキーになりましたが、若干強めで0.25g弾で安定する弾道でした。
また、気密も良くなったせいか、飛距離もナイトウォーリアと同等になりました。
さすがに、本家マルイのリコイル感やレスポンスは無いにしても個人的には満足する一品になりました。
メデタシ、メデタシ・・・。(結局パッキンが悪かっただけかい!!)
ホンマは、パッキンもイロイロあるので吟味しても良かったんですが、安く買ってチューニングにお金掛けても
本末転倒な気がするのと、官品は粗食で鍛えるのがモットーなもんで許して下さい。
総評からすると、PHOENIXのM1911A1は、予備機として使うなら良いかもしれません。
まずは、本命として国産品を使って、バックアップにM1911A1を持って置くといった感じですね。
よく、海外製品は「初心者は手を出すな」的な事を言われますが、多少の修正で良くなるのであれば
初心者でも挑戦してみるには良い素材だと思います。
ただ、本気になってお金を掛けてチューニングするくらいなら、国産品を最初から買ったほうが無難ですね。
熱くならずに、割り切って遊ぶのがベストかなぁ~と思います。
ザクッと、手持ちのM1911系ガスブロです。KJのハイキャパが1番高性能ですね・・・なんかオリジナルを超えた
コピー品みたいな・・・。内部の主要パーツに鋼材が使われている事と、ガスタンクに余裕があるためトルクのある
弾道とパワーを有します。
後は、精密射撃で遊ぶなら、画像では出てませんがKSCのM945(スケイルドブラック)ですかね。