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Posted by ミリタリーブログ at

2013年07月27日

1976

あろ~

暑いですね~、夕立でも降れば夜は涼しくなるんですが・・・降りそうで振らずに蒸し暑いだけ!!
昔はサバゲしてても結局川に飛び込んで水遊びしてましたが、この歳ではそれもムリ。

今回は、歳を感じさせるクラウンのU-10シニアを買ってみました。

シニアと言われると、非常に強い憤りを感じずにはいられません・・・ああ、オッサンだよ!!と開き直る
歳になっちゃいました。クラウンさんもうちょっとネーミングを捻って欲しかったなぁ。

銃そのものは1976年にタカトクトイスが発売した「SS-9000」がベースで、最終形の「9PRO」のシルエットを
持つ銃です。SS-9シリーズというと「ハイパワー時代の象徴」とか言われますが、私から見ると、
「日本人が一番慣れ親しんだエアスポーツ銃」
と評価しても良いんじゃないかなぁと思います。銃の所持が難しい日本にとって、許可無く射撃が楽しめて
ケース式ですが、初の5連発ボルトアクションライフルだったので、実銃同様のアクションが魅力でした。
最早「昭和の生活雑貨」にランクアップしても良いくらいです。

さて、平成の時代に復活したU-10ですが、実射性能はナカナカのもので、初速は0.8Jあって、HOPを最小にしても
0.25弾が浮き上がってしまいますが、40~45m位は素直に狙ったところに飛んでいきます。
50mになるとバラけてしまいますが、触れ幅はそんなに大きくないので、ガンバったらサバゲでも使えそうです。
35年経って、やっとこさ「箱出しベストオブ SS-9000」(なんじゃそりゃ?)
って感じです。そのままではショボイので・・・ちょっとアンティークなスリングとスコープ(4×32)をチョイスして
コーディネートしてみました。





んん~~~~、どんなもんだい!! 年季の入ったサファリライフルって感じだ。
スコープも今では珍しいクロスヘアーレティクルです。

「コレで家の守りはバッチリだ!!」
とか言ったりして・・・・。

シリンダーは家に転がってた開封済みのものに交換して、スプリングを弱い物に変えてます。
初速を0.6J程度にして、弾道を安定させてます。

この銃の最大の課題は、カスタム魂が再燃してしまう事で、出来れば低予算で最低限のチューンに留めるのが
無難です。全てに手を入れようとすると、直ぐにウン万円くらいに跳ね上がり、「ありゃーVSRが1挺買えるわ」
とかになっちゃうので、予算を確定してジャンクパーツ&DIYで乗り切るのが得策です。
ライブカートで気楽に遊ぶのがベストかな?


ワンポイントアドバイス
初期トラブルの修正

シリンダーヘッドを止めている固定ピンと、フレームが干渉してフレーム内側に傷が付く場合があるので、
カシメ部をペーパー(#600くらい)でキレイに磨いてやりましょう。


ボルトの引き方
悪い例

ハンドルだけ握って引くとフレームに偏圧が掛かって、磨り減ったり、スムースに引けなくなります。

正解

シリンダーエンドを掴んで、真っ直ぐ引くと余分な力も掛からずスコンと引けます。ハンドルは基部に人差し指と
中指を引っ掛ける程度で、親指はハンドルの対角線上を掴みます。
この引き方をフィールドで行うと「この人、解ってるねぇ~」と一目置かれるかも?


戻すときは親指一本でシリンダーエンドの中心を押します。
  

Posted by 軟鉄じーぐ at 01:01Comments(2)U-10(クラウン)